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#13 ほたる 2010/06/14

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先週神戸新聞の東播ページでホタルの記事が載っていました。ボランティアのエコ活動で数匹が確認されたようです。ボランティアのエコ活動は各地で行われています。加古川のこどもの夢かなえ隊が「ホタルがすめるような加古川にしたい」、NPOひょうご森の倶楽部(確か私の記憶では農林大臣賞を受賞したことがあったと)、いなみのため池ミュージアム、エコウイングあかしetc, 私も昨年までエコウイングあかしで「ふれあいの里山」復活大作戦に二男と参加していました。昨年6月明石の金ヶ崎公園で森林整備作業をしていた時(写真)、立派なカメラを持った方がホタル鑑賞会のことを尋ねてこられました。
金ヶ崎公園はホタルが観れる公園です。地元の吉岡さんが中心となってホタルの飼育をされています。その時エコウイングの一人の方が、水がきれいになったからホタルが棲めるようになったと説明されました。ホタル=水がきれいという方程式が一般にあるようです。しかし、私たちの子供のころは田んぼで見られました。けっしてきれいとは言えません。「ホタルは清流には育ちません」と東条湖のそばにある「ホタル研究プロジェクトチーム」の西山さん。清流にはカワニナや糸ミミズなどエサになる生き物がいないからだそうです。
どうも自信を持って勘違いや思い込みをする方が多いようです。

#12 今月も頂きました 2010/05/31

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義理の兄さんから今月も魚を頂きました。今月は島根沖でジギングをしたそうです。頂き物は大型の沖メバル1尾と小型5尾、中型のマハタでした。小型の沖メバル2尾は写真を撮る前に、すでに魚をさばけるお宅にお使い物となっていました。
さて大型の沖メバルは、いかにして食べるか。悩むところです。サイズは測っていませんが、タバコまたはまな板(60㎝×30㎝)あるいはマイ包丁(刃渡り15㎝、全長29㎝)から想像してください。ジギングで釣った魚はどれもサイズが大きく大変です。使う毎に手入れをしているマイ出刃でも。何とか3枚におろし、刺身でいただきました。刃渡り20㎝ぐらいの出刃が欲しいものです。
ところで皆さんは包丁の手入れをどうされていますか。素人には無理と思われていませんか。刃先がザラザラすれば良いのです。応急処置なら砥石がなくてもサンドペーパーでOKです。見違えるように良く切れます。もちろん砥石があるに越した事はありません。ただ、砥石を使ったときは、砥石の手入れもしてください。もう一つ同じサイズの砥石を用意し、砥石で砥石の表面を磨いて平らにするのです。
最後に、今回の刺身について家族に感想を聞くと。子供はまあまあ。妻は釣ってから時間がたっていないのでうまみが出ていなかったと。さらに子供に今までに叔父さんからもらった魚の感想を聞くと、メジロでもカンパチでもなく、なんとアコウが一番美味しかったと言います。我々の子供のころには、こんな魚を食べたことがなかった。

#11 銀座デパート最終戦争 2010/05/24

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5月18日の「ガイアの夜明け」は「銀座デパート最終戦争」。今の銀座は、松坂屋の斜め前にユニクロ、隣にZARA、その隣にH&Mとファストファッションが展開。松坂屋銀座店の売上は5年間で20億円以上減少したようです。そこで4月、松坂屋は、ファストファッションのフォーエバー21を誘致した。ファストファッションとは、最新の流行を採り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態(朝日新聞グローブ)。松坂屋の入口売場に250円、980円と言った値段の洋服が並んでいます。
昔の小売は、店頭で相対でそろばんの玉をはじきながら値段交渉をしていた。その時代に三越が定価販売を始めた。これが日本のデパートのきっかけ。これに対し店員を削減し半端な値段で販売したのがスーパー。そして今、店舗も販売員も持たない小売業態のネットショップが急成長。2009年度の業態別の年商は、百貨店が13年連続減少で7兆円、チェーンストアーも13年連続減少で、遂に13兆円を割り込む。逆にネット販売は7兆円となり百貨店に並んだ。ネット販売業界は2012年度に10兆円の大台に乗ると予測している。なお、前述のファストファッションの店頭販売はチェーンストアーの統計数字に入る。
これからは、小売業が流通であっては生残れないように思う。あるコンビニ大手は、6割以上がPBブランド。トップバリューはスーパー大手のPBブランド。PBブランドは、お金と人と時間が必要。出来ないならば売り方に付加価値をつける必要があるのでは。

#10 飛騨の高山、西の高山 2010/05/16

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飛騨の高山に対し西の高山と呼ばれるところがあります。それは加古川市上荘町国包です。ここは加古川を利用し材木が集散されたところで古くから木工が盛んです。現在でも国包の建具として知られており、地場産業に指定されています。過去には、チリのつもらないサンを持つ建具を作り総理大臣賞を受賞した名工を輩出しています。しかしながら、木製の建具はアルミサッシに取って代わられています。いくら精巧に作っても気密性はアルミサッシにはかないませんし、建築が洋風になった今、障子のある家は皆無です。そういう我が家も窓を早くアルミサッシに替えたいと思っていますが、先立つ物がなく国包の建具のままです。
建具の技術は習得するのに長い時間が必要ですが、建築様式が変わり、アルミサッシという工場で作られる代替品ができ、木製建具の需要は激減しています。このまま行けば跡を継ぐ人がいなくなるのではと心配します。もともと国包の建具は、農業用の唐箕(添付ファイル参照)作りから建具に変化したもの。今度は次ぎなる物に変化すべき時が来ているのではないでしょうか。

#9 GWの土産 2010/05/13

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皆さんゴールデンウィークはどのように過ごされましたか。私は姫路市の安富町にいました。社長は四国に行かれたようで、お土産に瓦せんべいを頂きました。社内で癖になりそうと言いながら皆で食べました。瓦せんべいは神戸の土産と思っていましたが、香川の讃岐や広島の府中にもあり、元祖を名乗る製造業者も複数存在するようです。
ところで食べ物の名称に瓦とはいかがなものでしょうか。瓦せんべいの起源を調べますと、湊川神社説、弘法大師説、平家物語説、武士の恩賞説の4説がありました。私は瓦せんべいの名称の起源についてもう1つ違ったことを考えています。
私は、瓦せんべいの色に注目しています。瓦は一般的に黒です。せんべいは茶色です(最近府中で黒い瓦せんべいが作られているようです)。なぜ茶色なのに瓦なのか。瓦で茶色といえば赤瓦。赤瓦は、粘土に殺菌作用のある塩を混ぜて焼いた瓦です。赤瓦は別名「明石瓦」と呼ばれ、昔は江井ケ島周辺で焼かれていました。つまり瓦せんべいの瓦は明石瓦ではないでしょうか。
残念なことに明石瓦はもう焼かれていません。時代の流れでしょうか。今、瓦は洋瓦になってしまいました。明石瓦工場の廃墟の写真を掲載しておきます。次回は建築の変化に伴い埋もれかかった技術をもう1つ紹介します。