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#8 朝は頭が冴えている 2010/05/12

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日曜の朝TBSで「がっちりマンデー」という番組があります。愛犬の散歩から帰ってきて見ています。少し古い話ですが年末年始の特番でネーミング大賞の話がありました。
第19回ネーミング大賞は「芝 耕作」という芝刈機だったそうです。ネーミングが企業業績に与える影響について賛否両論でした。その中で、エステー化学の社長が、「ネーミングは人に任せられない」と言い。どのようにして考えるのですかの問いに「一晩寝ると夜明けにスーとひらめく」とコメント。会場は大爆笑。
しかし、夜明け、朝は重要な時間だと思います。確か湯川博士も明け方にひらめいた方ではなかったでしょうか。世界を見ますと、地場の強さを示す単位に名前を残すドイツのガウスは、1835.1.23朝7時、起床前に理論を発見したそうです。熱力学第一法則のドイツのヘルホルツは「朝、目を覚ますと、そのとたんにすばらしい考えが浮んだ」とのこと。スコットランドの詩人ウォルター・スコットは「いや、くよくよすることはないさ。明日の朝7時には解決しているよ」と言ったとか。お茶の水大の外山滋比古名誉教授は、「朝飯前」は簡単な仕事の意味ではなく、本来は一番作業がはかどる時をさすのではと言い、朝飯前の時間を長く取るために、朝食と昼食をいっしょにしたブランチを勧められています。学生にしっかり朝食をとりなさいと言うのは間違い?

#7 通勤電車 2010/05/10

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3月、座れていた朝の電車。4月になると新社会人や新高校生でいっぱい。4月25日の「所さんの目がテン!」でも一番混むのは4月と言っていました。同番組で通勤電車の過ごし方を30人にアンケートした結果、携帯電話が断トツの1位で16人、2位は読書で7人、3位は音楽で4人、4位がゲームで3人だそうです。私が3月に観察した朝の電車では、断トツ1位が居眠り、2位が読書、3位が新聞です。携帯電話については自粛を求めるポスターやアナウンスがあります。学生のいない春休みの朝の通勤電車では携帯電車やゲームをする人はほとんどいません(逆に帰りの電車になると様子は変わりますが)。これら乗車中の行為について、茨城大のN教授は「人間は混んだ電車の不愉快を、自分の存在感を消して無関心でいることで耐えている」と解説されていました。通勤電車で皆さんは何をされていますか。
私は、若いころ通勤電車で歴史小説を好んで読いました。しかし、歴史小説は所詮小説、作り話。いつの間にか読まなくなりました。サラリーマンの何人かは新聞を読んでいます。しかし、記事についての意見を聞いたことがありません。逆に一ヶ月前こんな事がありましたよねと尋ねても返事はまずありません。何を読んで何を考え何を頭に入れているのか疑問に思います。ニュースは朝のテレビで十分だと思います。
最近の私は、数駅間で本を読みます。本は前述のとおり小説は読みません。ここ一年読んだ本は何かと言うと、井沢元彦氏の本、和田秀樹氏の本、角川の「ビギナーズクラシック」シリーズ、「思考の整理学」、「バカの壁」、PCの本等です。私はこれらの本を読んだ時、ここと思うところに印を付けたり、メモを取ったりしています。いつか役に立つ時が来ると思います。後の駅では本を閉じて居眠り派です。朝は頭が冴え元気なはずですが疲れを感じてしまいます。

#6 がっちりマンデー年末年始の特番 2010/05/10

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今、インフルエンザの脅威で、家や会社にマスクがいっぱいあります。一昨年は、マスクが不足し、台湾から兵庫県にマスクが贈られたとのニュースもありました。ところががっちりマンデーの年末の特番で、エステー化学の社長が、夏にマスク事業から撤退しましたと言われました。売れ過ぎた商品は短いとの判断だそうです。世の中不況のさなか、売れている商品を切るとは大胆な発想です。不況が前提、不況の中にチャンスありとはワタミの渡邊社長。
そういえばその一週間前(H21.12.20)、「ルソンの壷」という番組で、5年間で売上を2.5倍にしたブティックが紹介されていました。ブティックは大阪にある「アーバンリサーチ」と言う会社です。ブティックでは、若者が服を見ずに壁を見ていました。壁にはその服の説明がされており、服の由来、生地、製縫などを読んで商品を選ぶそうです。オーナーは、「若者はウンチクが好き」と説明していました。良い物を仕入れ、値引きをせずに、売り方を変えるだけで景気と関係なく売れる。若者の行動を観察し考え出したすばらしいアイデアだと感心しました。しかし残念な事に、今の若者には自分の感性や考えはないのでしょうか。

#5 「節約する」と「始末する」 2010/04/20

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皆さんは「節約する」と「始末する」の違いを考えたことがありますか。
日曜日の午後、「たかじんのそこまで言って委員会」と言う番組があります。2月7日「景気回復スペシャル」が放送されました。そこで、日本企業はバブル崩壊以後節約疲れを起こしていると放送されていました。節約とは、国語辞典によると、金品を切りつめるとあります。これに対し1月30日環境特別番組ダスキンスペシャル「〜MOTTAINAIは京に学べ〜 京都びっくり幕末ツアー」では「始末の心」をテーマに放送していました。
番組で始末するとは、最初から最後まで使い切るの意と言っていました。紹介されたのが、着物と豊国神社の唐門。着物は親から子へ。子から孫へ。そして焚き付けに利用され、最後は肥料に。豊国神社の唐門は、伏見城から二条城そして南禅寺を経由して豊国神社に移築されたそうです。そう言えば、昔は遷都の度に御所や内裏、貴族の家は移築されたと聞きます。方丈記の福原遷都にその様子が記されています。「日々にこぼち、川も狭(せ)に運び下(くだ)す家。」釘を使わない木造建築の成せる技です。
エコはケチケチする事ではなく、無駄使いせず最後まで丁寧に使い切る精神ではないでしょうか。学校などでマイ箸運動が行われています。イオン系スーパーではマイバック運動が行なわれています。私たちは、些細なことでも良いから今自分にできることをすべきではないでしょうか。どこかで聞いたような。そう、光文社「ハチドリのひとしずく」(1,200円2005.11.30初版1刷)です。この本、加古川の喜久屋書房では今でもコンスタントに売れているそうです。ちなみに私は2006.9.15の3刷を持っています。まだの人は読んでみてください。

#4 ある秋の土曜の朝 2010/04/14

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ある秋の土曜の朝、犬の散歩から帰ってテレビをつけました。たまたま朝日放送の「週末の探検家」という番組を放送していました。その日はある三輪そうめんの製麺会社を紹介していました。この製麺会社は「どっちの料理でショー」や「たべもの一直線」で紹介された会社だそうです。放送では福知山の年商80億円の地方スーパーから鍋料理用のうどんの商品開発を依頼されていました。
うどんを打った事のある方はご存知だと思います。土三寒六常五杯。季節に合わせ最適なコシを作る塩加減です。私の場合400gの小麦粉に大さじ1.3杯の塩を目安にします。大さじ1杯の塩ではいくら練ってもコシは出ません。こと鍋に入れるうどんとなると、強いコシが必須条件となります。ところが、鍋はいろんな旨味の出た汁であるために腰の強いうどんの塩分が邪魔になります。コシを出すための塩分を控えたコシのあるうどん作り。矛盾する要求に、そんなもの出来ないと言いながら挑戦してくれるのがこの製麺会社だそうです。商品開発を依頼した地方スーパーは、ほかの会社ではできないと言っていました。
番組の最後に、製麺会社の社長が「挑戦に成功したとき、また新たな挑戦をしたくなる」と言われていました。職人魂が、新しい技にチャレンジし、新しい技をもたらし、同業他社の追随を許さない、そんなチャレンジ精神が日本を元気にするのではないでしょうか。
最近の若い人はチャレンジせずに「教えてもらっていないから出来ない」と言います。しかし、仮に教えてもらって分ったと思ってもその時だけです。教えてもらっても出来ないのです。老子は言います、「聞いたことは忘れる、見たことは覚える、やったことはわかる、見つけたことはできる」と。