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#101 おこし 2014/09/16

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朝夕すっかり涼しくなりました。週間予報によると週末は長袖が必要とのことです。
幼い頃、秋になると、農家を一軒一軒まわり小米を買って回る業者がいました。祖母によると粟おこしを作るためと言っていました。粟と小米と聞いて理解できませんでした。おこしは大阪では縁起物で、お土産としてよく頂きましたが、あまり好きではなく、いつもお湯につけてふやかして食べていました。
おこしと言えば、この8月に発売された「みおつくし料理帖」の最終巻で、主人公の「澪(ミオ)」が最後に作るのが「粟おこし」です。文化15年卯月朔日、「あさひ太夫」が「野江(ノエ)」に戻り、お祝いに「粟おこし」が撒かれます。小説は、年号が文政に変わった卯月22日の大坂で終わります。新しい門出が始まる時に終わりです。その後どうなるか是非知りたいという衝動に駆られます。何と、末巻に憎い仕掛けがありました。文政11年の料理番付。東の大関は「つる屋」の「自然薯尽くし」、西の大関は「みおつくし」の「病知らず」、行司は「一柳(イチリュウ)」改メ「天満一兆庵」。見事な「三方よし」。
この料理番付。秋の夜長に「みおつくし料理帖(全11巻)」をお読みいただき、味わってみてください。

#100 科学界、重い代償 2014/08/06

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理研の副センター長が死去されました。昨夜のテレビ、今朝の朝刊のトップニュースでした。ご冥福をお祈りいたします。
テレビでは、STAP細胞やiPS細胞の可能性についてのニュースも報道されていました。ここで注意すべきは、STAP細胞はiPS細胞よりがん細胞になりにくい細胞との報道です。裏を返せばSTAP細胞もiPS細胞もがん細胞になる可能性があると言うことではないでしょうか。この件について、養老孟司(東京大学名誉教授、医学博士)はその著書『「自分」の壁』で『よく、「遺伝子組み換え大豆」を使った食品の安全性について心配する人がいます。私自身は、その種の食品の安全性をあまり心配していませんが、仮にあれが心配だというのであれば、iPS細胞も心配したほうが良いでしょう。生物学者の福岡伸一さんは、iPS細胞とがん細胞は生物学的に見ると、よく似ている…』と述べられています。
私が、もっと心配しているのが食品の安全性の問題です。つまり残留農薬の問題です。7月14日放送の「未来世紀ジパング」で、ベトナムでは中国産野菜を専用の洗剤で3回洗ってから食べるそうです。

#99 サッカー 2014/07/24

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ワールドカップは終わりました。ギリシャと引き分けるのがやっとでした。続いて7月から天皇杯が始まりました。現在2回戦まで行われました。
2回戦では、ベガルタ仙台が奈良県代表の奈良クラブに1対2で負け、ヴィッセル神戸が、兵庫県代表の関西学院大学に、これも1対2で負けました。他のプロスポーツでは考えられませんが、サッカーはプロアマの実力が接近しているのでしょうか。
ところで地元のクラブはあまり知られていませんが、犬をよく散歩させる加古川の日岡公園を拠点としてがんばっているクラブがあります。クラブ名はバンディオンセ加古川と言います。関西サッカーリーグの1部に所属しています。同リーグには前述の奈良クラブも入っています。過去の戦歴は、天皇杯へ6回出場。2006年には3回戦で横浜FCを破ったこともあります。今年は、県予選の決勝で関西学院大学に0対1で敗れました。バンディオンセ加古川は、Jのつくリーグを目指して、夢を追っています。ヴィッセル神戸も良いですが、バンディオンセ加古川も応援して下さい。

#98 夏の袋入りラーメン 2014/06/23

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暑くなってきました。暑くなると熱い食べ物は敬遠しがちです。
昨年の夏、私は安売りの多い播州のインスタントラーメンメーカーの袋入りラーメンを冷麺にしてよく食べました。作り方はいたって簡単。まず、鍋に適当に水を入れ沸騰させ、インスタント麺と小袋に入ったエビや椎茸の薬味を入れ3分間湯がき、流水で締めてから皿に盛り、トッピングし(サラダの残り等)、その上から市販のゴマだれをかけるだけ。水で締めるため、麺の腰は非常に強く、柔らかめを好まれる方は1分ぐらい長く湯でられた方が良いと思います。
この夏は、大手メーカーから袋入りラーメンの冷麺タイプがラインアップされているようです。中華三昧、ラ王、マルちゃん正麺など、高級袋入りラーメンシリーズから出ています。今のところ私は正麺しか食べたことがありませんが、これは柔らかめを好まれる方にお薦めです。

#97 ホーホケキョ 2014/03/27

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朝6時過ぎになると、いろんな鳥の声が聞こえるようになりました。もちろん鴬の声もあります。鶯は、高音で「ホッホケキョー」と鳴くものと、低音で「ホ、ホ、ホ、ホーホケキョ」と鳴く2種類が聞こえます。雄と雌なのでしょうか。しかし、どこで鳴いているやら姿は見えません。梅の木とは限らないようです。
鶯といえば、たくさんの言葉やことわざがあります。「鶯女」「鴬張」「鶯の卵(かいご)の中の時鳥」「鴬の谷渡り」など。ことわざの場合、鴬は何かの比喩となっています。
現代人は、間違いなく鴬から「女性」を連想しますが、昔は「男性」だったようです。
「梅干し婆としなびて居れど、鴬鳴かせたこともある。」