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#44 牛丼は200円を切れるか 2011/02/16

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2月10日、大阪へ行くため明石駅で昼食に牛丼を食べました。牛丼は久しぶりのことです。価格は牛丼380円、コールスロー90円、計470円。半月前なら牛丼1杯270円だったのに…。もっと安くならないのか。
牛丼の主な材料は、牛肉と米。どちらかが安くなれば牛丼の値段が下がるのでは…。吉野家は、輸入牛肉を使用しています。牛肉の関税は38.5%。国産牛肉の競争力があるから関税は意外と安い。では米の関税は、778%です。もし関税がなくなると、カリフォルニア産コシヒカリは、10㎏740円ぐらいになるそうです。一概に比較は出来ないが5分の1になります。牛丼の並に1合の米が使われるとすると、10㎏÷1合=55.5杯、740円÷55.5杯=13.3円となります。これなら安くなりそうです。
関税のbest5は、コンニャクイモ1,706%、米778%、落花生737%、タピオカでんぷん583%、小豆403%。とんでもない数字です。もしTPPに参加すれば、関税がなくなり家計はずっと楽になります。TPPに参加するか否かの決定を下す期限が迫っています。今、参加しなければ、今後参加することは出来ません。メーカーや消費者にとっては是非参加してもらいたいものです。農業関係者は反対かもしれませんが。しかし、TPPに参加しなかったとしても、日本の農業が今より良くなるものでもありませんし、日本の自給率が今より上がるものでもありません。逆に関税がなくなれば飼料が安くなり、牛肉はさらに安くなるかもしれません。

#43 1/20カンブリア宮殿 日本一のドケチ企業 未来工業 2011/02/02

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真暗な玄関。職場には、こまめに消すためにつけられた紐つきの蛍光灯、ドアノブをさわると壊れるからドアノブなしでも開け閉めできるよう改造したドア。しかし社員数780人で全員正社員。平均賃金601万円。労働時間7時間15分。残業なし。休日年間140日。育児休業3年まで。定年70歳。社内のサークル70。社員旅行は5年に1度、会社が全額負担の海外旅行。社長は社内で下着で過ごす。日本一のドケチ企業、未来工業。
未来工業は電気・設備資材の総合メーカー。毎日新製品が1、2個は誕生しているという。そのおかげで電気資材のスライドボックスだけでも85種類も作っている。取り付け穴が2個しかなかったものを4個に改良するなど、常に何かしらの改良で新商品が生まれ続けている。差別化により大手他社と競争している。そんな会社の社是は「常に考える」。命令、指示、呼びかけでもない。誰かに言われたからではなく、自らの意思で、自発的に考える。そして考えた改善提案は、全て1件500円で買い取り。毎年1万件近く集まるそうだ。その結果がスライドボックスシェア8割。会社のドケチも社員が作り出したものかもしれない。

#42 ケーブルTV 2011/01/25

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1月16日ケーブルテレビのBANBANがやって来ました。デジタル放送の受信状況を確認に来たそうです。そこで一番人気のチャンネルを尋ねました。返事はテレビ大阪とのことでした。私もテレビ大阪が一番。その中でも、「カンブリア宮殿」、「ガイアの夜明け」、「和風総本家」は録画して見ています。録画は読売やABCを含め1週間で7番組ぐらい。休日は録画ばかり見ています。それでも見ていない番組が半月分以上残っています。今は、年末の番組を見ています。
カンブリア宮殿大忘年会。政治家、経済界、大学の先生方が出席して、2010年のヒットを振り返っていました。その中で参加者に幾つかの質問をしていました。その一つに「技術立国ニッポンは復活するか」がありました。ローソン社長他5人の参加者が○。村上龍氏だけが×の札を上げました。村上氏は技術立国と言う言葉にこだわって×を。私も×だと考えますが、理由は違います。
2007年問題。熟練工が定年となって行き、技術伝承が出来ていない。技術は、文書によるマニュアルを作っても伝承できない。明石の魚住にある中小企業が、動画をマニュアルに入れるソフトを開発。動画の入った電子マニュアルを目で見て技術を伝える。しかし、職人最高の技術、例えばNCより精密に加工をする技術は、あくまで教えてもらって習得したとしてもコピー。コピーは本家には届かないように思います。技術者には職人魂というべきものが必要で、技術をとことん追求し、自分なりのコツ、ポイントを手に入れて初めて自分のものになるのではないでしょうか。老子曰く、「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。やったことはわかる。見つけたことはできる。」

#41 太陽光で世界一周 2011/01/12

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元日の新聞は、最新技術を紹介する記事が多く載ります。今年の神戸新聞は、クーロン技術と太陽電池の飛行機でした。太陽電池で飛ぶ飛行機は、スイスのソーラーインパルス社が実用化に向けて実験しているそうです。同社は、今年から国外への長距離飛行の実験に入るとか。開発された飛行機は、主翼がエアバス並みの63.4m、重量が乗用車クラスの1.6tだそうです。1.6tは、私の乗っているステップワゴンより重い。1.6tは、乗用車でいうと外車か国産高級車です。もちろんボルボのように2tを超える乗用車もありますが。
2tを超えるボルボと言えば、頑丈な車の代名詞。頑丈なボルボを愛するのは作家の村上龍氏。理由は事故にあったときにボルボだったので助かったというもの。ボルボ社は、昨年、吉利汽車に買収されました。村上氏は、そく中国へ取材に行っています。吉利汽車の案内役は№Ⅱの趙福全。
趙氏は、広島大学を出て、クライスラーに10年勤務し、その後吉利汽車に移ったそうです。趙氏は、「自分のブランド、自分の技術や創造性なくして、他人の商品を作れば、情熱がなくなり将来性をなくす」と言います。それまでの吉利汽車は、先進国の車を分解し、よく似た部品を集めて組みなおす、物まねの安いだけの車を作っていました。しかし、趙氏の登用で古い全てのラインを廃止し、独自の30種のラインを作り上げたと言います。この趙氏が、村上氏を研究所に案内しました。研究所で行われている安全実験は車の側面に車を衝突させる実験です。車のドアに筋交いのような金属棒を入れ強度を高めています。私の目には、この安全実験、この構造はボルボの車をテストしているようにしか見えませんでした。
吉利汽車の取材は、村上氏が司会する番組「カンブリア宮殿」で放送されました。昨年の11月だったように思います。この番組で、中国企業と日本企業の違い、あるいは中国人と日本人の違いに驚きました。役員の趙氏が研究所を案内して回ったとき、社員の誰もが挨拶をしませんでした。社員は、わき目もせず研究に打ち込んでいます。趙氏は仕事をしているのだから当たり前と言います。中国を取材した多くの番組は、品質を無視して粗悪な製品を作る中国や管理者の目を盗んでサボる中国を放送しますが、そうではない中国もあると言うことです。GDP世界第2位の中国ですから。

#40 謹賀新年 2011/01/04

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新年明けましておめでとうございます。
年明け早々のテレビには世界各国の様子が生中継されていました。ニューヨークでは、夕方で街中に人があふれ、街頭のモニターに日本が新年を迎えたことの分かるメッセージが流れていました。中国では、旧正月に新年を祝う習慣があるため特に変わった様子がないと報道されていました。午前7時頃になると富士山に初日の出が昇る様子が流されました。初日の出を拝む習慣は日本独特のものだそうです。
日本は太陽信仰の国です。日本において初日の出は、年神様が降臨される一番大切な太陽です。家庭では、年神様を迎えるため各種の準備をしています。年神様にお籠り頂くために、三方に三種の神器を飾り床の間に置きます。基本は、鏡を意味する「もち」、玉を意味する「橙」、剣を意味する「干し柿」です。これにめでたいものを加えます。長寿の「うらじろ」、長寿で威勢の良い「伊勢えび」、喜ぶの「昆布」、末広がりの「扇」だそうです。我が家では「伊勢えび」「扇」は飾りませんが、その代わりに「お米」「勝ち栗」「豆」を飾ります。玄関には、年神様を迎える目印に門松を置き、疫病を入れないために「しめ縄」をするそうです。
正月三ヶ日は、年神様に騒がしくしてご迷惑をかけないため、祝い箸とお重を用意します。お重は「めでたさを重ねる」の意味もあります。一の重は、祝い肴三種。数の子、田作り、黒豆を詰めます。二の重は、海の幸。エビ、鯛を詰めます。三の重には煮しめ。昆布、レンコンを詰めます。与の重には日持ちのする酢の物を詰めます。紅白なます等です。近年は家庭で作りませんので、デパート、スーパー、宅配業者、コンビニ等で1万円前後のお重が売れたそうです。
2日の日に、コンビニの前を通ると「恵方巻き予約受付中」の文字を見ました。