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#41 太陽光で世界一周 2011/01/12

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元日の新聞は、最新技術を紹介する記事が多く載ります。今年の神戸新聞は、クーロン技術と太陽電池の飛行機でした。太陽電池で飛ぶ飛行機は、スイスのソーラーインパルス社が実用化に向けて実験しているそうです。同社は、今年から国外への長距離飛行の実験に入るとか。開発された飛行機は、主翼がエアバス並みの63.4m、重量が乗用車クラスの1.6tだそうです。1.6tは、私の乗っているステップワゴンより重い。1.6tは、乗用車でいうと外車か国産高級車です。もちろんボルボのように2tを超える乗用車もありますが。
2tを超えるボルボと言えば、頑丈な車の代名詞。頑丈なボルボを愛するのは作家の村上龍氏。理由は事故にあったときにボルボだったので助かったというもの。ボルボ社は、昨年、吉利汽車に買収されました。村上氏は、そく中国へ取材に行っています。吉利汽車の案内役は№Ⅱの趙福全。
趙氏は、広島大学を出て、クライスラーに10年勤務し、その後吉利汽車に移ったそうです。趙氏は、「自分のブランド、自分の技術や創造性なくして、他人の商品を作れば、情熱がなくなり将来性をなくす」と言います。それまでの吉利汽車は、先進国の車を分解し、よく似た部品を集めて組みなおす、物まねの安いだけの車を作っていました。しかし、趙氏の登用で古い全てのラインを廃止し、独自の30種のラインを作り上げたと言います。この趙氏が、村上氏を研究所に案内しました。研究所で行われている安全実験は車の側面に車を衝突させる実験です。車のドアに筋交いのような金属棒を入れ強度を高めています。私の目には、この安全実験、この構造はボルボの車をテストしているようにしか見えませんでした。
吉利汽車の取材は、村上氏が司会する番組「カンブリア宮殿」で放送されました。昨年の11月だったように思います。この番組で、中国企業と日本企業の違い、あるいは中国人と日本人の違いに驚きました。役員の趙氏が研究所を案内して回ったとき、社員の誰もが挨拶をしませんでした。社員は、わき目もせず研究に打ち込んでいます。趙氏は仕事をしているのだから当たり前と言います。中国を取材した多くの番組は、品質を無視して粗悪な製品を作る中国や管理者の目を盗んでサボる中国を放送しますが、そうではない中国もあると言うことです。GDP世界第2位の中国ですから。

#40 謹賀新年 2011/01/04

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新年明けましておめでとうございます。
年明け早々のテレビには世界各国の様子が生中継されていました。ニューヨークでは、夕方で街中に人があふれ、街頭のモニターに日本が新年を迎えたことの分かるメッセージが流れていました。中国では、旧正月に新年を祝う習慣があるため特に変わった様子がないと報道されていました。午前7時頃になると富士山に初日の出が昇る様子が流されました。初日の出を拝む習慣は日本独特のものだそうです。
日本は太陽信仰の国です。日本において初日の出は、年神様が降臨される一番大切な太陽です。家庭では、年神様を迎えるため各種の準備をしています。年神様にお籠り頂くために、三方に三種の神器を飾り床の間に置きます。基本は、鏡を意味する「もち」、玉を意味する「橙」、剣を意味する「干し柿」です。これにめでたいものを加えます。長寿の「うらじろ」、長寿で威勢の良い「伊勢えび」、喜ぶの「昆布」、末広がりの「扇」だそうです。我が家では「伊勢えび」「扇」は飾りませんが、その代わりに「お米」「勝ち栗」「豆」を飾ります。玄関には、年神様を迎える目印に門松を置き、疫病を入れないために「しめ縄」をするそうです。
正月三ヶ日は、年神様に騒がしくしてご迷惑をかけないため、祝い箸とお重を用意します。お重は「めでたさを重ねる」の意味もあります。一の重は、祝い肴三種。数の子、田作り、黒豆を詰めます。二の重は、海の幸。エビ、鯛を詰めます。三の重には煮しめ。昆布、レンコンを詰めます。与の重には日持ちのする酢の物を詰めます。紅白なます等です。近年は家庭で作りませんので、デパート、スーパー、宅配業者、コンビニ等で1万円前後のお重が売れたそうです。
2日の日に、コンビニの前を通ると「恵方巻き予約受付中」の文字を見ました。

#39 格安、280円、無料、100円、0円 2010/12/21

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前回、格安運賃のエアアジアの話を書きました。格安あるいは価格破壊は今や当たり前のようになっいます。牛丼は大手各社250円から280円。焼酎無料は「居酒屋 革命」。コーヒー、紅茶、ほうじ茶無料は「フリーカフェ播磨屋ステーション」(播磨屋ステーションは若者に環境問題とおかきをPRするのが目的)。100円PCのイーモバイルや0円iPadのソフトバンク(これらは通信料に上乗せされ分割払いとなるが、通信料が高いわけではない)。ところがいまだ値下げをしていないものもあります。電車やバスの運賃です。
バスに関しては、赤字を補填してくれる「地方バス路線維持費補助金」などと言う制度があるそうです。税金で補助されていると経営改善もされず、乗客がいなくても気にならない。そうするといつまでも赤字路線。税金を入れるならバス会社に入れずに利用者に補助してはいかがでしょうか。全てのバス、電車、フェリーや連絡船などの運賃を半額にするような。料金が見えて安くなれば、マイカーをやめ、バス、電車などを利用する人が増え、エコになり、家族旅行が増え、消費に直結。儲かったバス会社は、エコバスを導入し、さらにエコ。
タバコ税増税が始まり、消費税引き上げや扶養控除・配偶者控除の廃止等が検討され、エコカー補助金が終わり、家電エコポイントも今月で見直しとなります。来年度は法人税減税や子ども手当てという対策が予定されていますが、消費に直結した経済効果のある対策とはならないとの見通し。子ども手当てにいたっては初年度2兆2500億円、翌年4兆5千億円の財源が必要と言われています。子ども手当ての財源は、個人への扶養控除・配偶者控除の廃止等のパッチワーク増税です。パッチワーク増税でも5千億円以上が不足し、地方自治体に支払わせると報道されています。5千億円から6千億円は一般乗合旅客自動車運送事業の市場の半分です。

#38 羽田—クアラルンプール 5,000円 2010/12/14

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入庫以来、東京方面への出張は6回。信金中金2回、SSC(しんきん情報システム)、D証券、D投資顧問、リース事業協会です。いずれも新幹線で行きました。運賃は、新大阪—東京13千円台。SSCは神奈川県の森の里のため小田原まで新幹線。新幹線の運賃は約12千円。往復割引を利用してもそんなに安くなりません。考えたら交通費は、高級旅館やホテルの宿泊費に匹敵します。新幹線は乗っているだけで、特別なサービスがあるわけではないのに、なぜこんなに高いのでしょうか。特別なサービスがないならもっと安くなってもいいのではないでしょうか。飛行機の海外運賃は非常に安くなっているのに。
羽田—クアラルンプール間は5,000円。この12月9日より、エアアジアXが運行開始しました。空港利用料や税金などを入れても8千円です。もちろん、無料の機内サービスはありません。羽田—クアラルンプール間をJALで行くと、高いときは8万円台になります。こんな価格差で、日本の航空会社が競争に勝てるわけがありません。エアアジアXのOECは「日本企業は利益にもっと貪欲になるべきだ。」と言っています。利益に貪欲になると料金が格安になるというお話。

#37 「化石賞」 2010/12/03

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12月になりますとカレンダーをもらうことが多くなります。ホンダや三菱自動車のカレンダーは書入れを重視したものです。日新信用金庫のものは、今年も伊藤太一先生の彫画です。今年のテーマは「道」で、色鮮やかな7作品が掲載されています。そのカレンダーを日新信用金庫の総務部から頂いたとき、「日新リースはカレンダーを作るのですか」と訊ねられました。
ということで、今年はカレンダーを作りました。市販のものですが、環境配慮型のデスク・スタンド・タイプをチョイスしました。スタンドもリングも全て紙でできています。使用後は焼却せず、ぜひ溶解に回してください。
今、地球の裏では国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)が開催されています。11月30日の会議で、日本は環境団体のネットワーク(CAN)より「今日の化石賞」1位に選ばれたそうです。「化石賞」とは最も後ろ向きな発言をした国に贈られるそうです。